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2008年9月20日

フランスの研究者の悩み

フランス人の研究者の人と話す機会があった。彼らの悩みは、ずばり研究の時間が
取れないこと。教育活動に年間192時間取られるそうで(つまり授業を行う)、これが
重たく、半分以上、授業関連に取られてしまうそうだ。192時間がどのくらい重いのか
ちょっと想像できていないのだが、複数の人の話を聞く限り、重たいようだ。さらに
大学などだと事務仕事や管理の仕事、学生の面倒を見る仕事などがあり、研究に
割く時間がほとんど減ってしまって、大きな問題となっているようである。フランスが、
世界の中で研究のアウトプットの割合が低いのが、このせいである、という議論も
あるそうだ(本当にそうなのかはしらない)。
 
ただ、ずっとこの状況だと良くないので、数年に1回、教育が免除される年を作る
ことができるそうで、これによって、この年などは研究に専念できるそうである。
10年間で2年間くらい、とのことなので、そのときに集中的に研究をしないと、
そのあとが大変そうである。
 
いろいろ話を聞いていると、どの国も、その国それぞれの問題があるのだろうな、
ということを感じた。

投稿者 kuni : 2008年9月20日 07:21

コメント

うちの学校でも、
オフィスアワーの設置など、教員の教育へ割く時間が多くて、
3,4年に1度サバティカルという研究休暇をとるようになってました。
先生としてはサバティカルが待ち遠しくてしょうがないようです。

ICUもあまり研究では有名でないような気がしますね。
学生としてはかなり、ありがたかったですが。

投稿者 のざわ : 2008年9月20日 11:03

教員がそれだけ教育に時間を割いてくれる、ということは、
学生にとっては良いですよね。教員の評価が教育で決まるので
あれば、それでも良さそうですが、研究で決まるのであると、矛盾が
生じてしまいそうと思ってしまいます。日本も同じ感じのところもある
んだな、と思いました。

投稿者 kuni24 : 2008年9月23日 22:25

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