2008年9月アーカイブ

TGVと新幹線

| コメント(2)

先日、TGVに乗って、直後に新幹線に乗っている。100時間と空けず、
4日でTGVと新幹線に乗っている。そこで、両方乗った感想を書いて
みようと思う。ともに高速の電車であることは確かだし、技術的にも
両方とも優れていると思う。とても便利な交通である。
 
・席幅・・・TGV 1車両に4席(TGV)と5席(新幹線)。フランス人の方が
      全体的に横幅が大きいのかもしれない。
・席感覚・・新幹線 前の座席との感覚は新幹線が広くて快適。
・情報表示・新幹線 個人的に日本語がわかるからかもしれない。ただ、
      車内表示などを見ると、新幹線の方が親切な気がする
・ゆれ・・・TGV おそらくまっすぐの線路だからあまりゆれないのだろうか。
      新幹線の方がゆれる気がする
・飲食・・・新幹線は車内販売。TGVはBarの車両があり、売店として
      買うことが可能である。チョコ系のケーキをTGVでは買って
      みたら美味しかった。
 
・席の向き・新幹線は進行方向。TGVは両方向にある。TGVに乗ったときは
      後ろ向きに進んでなんだか慣れていない気分だった
・荷物・・・TGV。TGVには荷物置きや車内にスーツケース置きがあり、
      スーツケースを持った旅行者には便利かもしれない
・ドア・・・新幹線は自動ドア。TGVはドアをひねると空く。デッキに
      立っているひとがいるとしたら、TGVのほうが良いかも
      しないが、全席予約制だった。
・PC環境・・TGVはデッキにPC用の席がある。新幹線は700系に乗れば、
      電源もあり無線LANもあり快適。
 
・値段・・・新幹線はほぼ固定料金(繁盛期は200円増しだったか)。
      TGVは時間帯と乗る人数によって、値段が異なる。しかも
      3ヶ月前から予約すると安い。さらに、昼間などすいている
      時間は安く、日曜の夜、月曜の朝、金曜の夜、土曜の朝、
      などの週末を挟んだ時間帯や、朝晩の電車は、ビジネス客
      なども多く、値段が一番高くなる。
・予約・・・TGVは全席予約席。新幹線は一部のみ自由席がある。
・車両番号・東海道新幹線は東京から出発する方向が1号車。1号車から
      16号車までは順々で、インクリメントしていく。
      TGVは、駅の車両番号を見ないとわからない。
      1から8、18から11、というようになっていて、8の次が18号車
      だったりするので、注意。
 
・先頭車両・新幹線は先頭車両も客席があるが、TGVはない。
・車輪・・・新幹線は車両の両端に車輪があるが、TGVは車両と車両の間に
      車輪がある。これはロマンスカーと同じ構成である。
・最高速度・TGV。TGVが574.4kmだったかを達成している。
・車内デザイン・・TGVは車内のデザインが凝っていたように見えた。
・窓・・・・新幹線。一席に1つの窓、というコンセプトがあり、外が
      見えやすい気がする。TGVは窓が見えにくい席もある。
 

フランスの冬休み

| コメント(0)

今日、フランス人と話していて知ったのだが、冬休みがフランスでは
3つに分かれているそうだ。大きくフランスを3つのゾーンに分け、その
ゾーンによって、冬休みの期間が違うそうである。大きく言えば、2月から
3月上旬に冬休みがあるのだが(クリスマスバケーションは全国一緒)、
ゾーンによって、冬休み期間が異なる、とのことである。主に子供の
休みがこれにより規定されるために、その親たちも同じ頃休むことが
多いそうだ。
 
一つは、冬休みにスキーなどに遊びに行くことが多いらしいが、その際に、
全国の人が同じリゾートに行くと混むため、3つのゾーンごとに休みを変えて、
分散化を図っているそうだ。国としてこれをやっているとすると、賢く見えて、
日本のように常にみんな同じ時に休んで、電車も道路も混んでいて、かつ
飛行機やホテルなどの値段は値あがる、というよりも、公式に分散化して
いれば、平滑化できて良いと思う。
 
ただ、やっかいなのが、フランスの各地から人を集めたいときは、この期間を
はずさないと、どこかが冬休みなのでうまく行かないわけである。このあたりが
ちょっと不便かもしれない。

フランス人の研究者の人と話す機会があった。彼らの悩みは、ずばり研究の時間が
取れないこと。教育活動に年間192時間取られるそうで(つまり授業を行う)、これが
重たく、半分以上、授業関連に取られてしまうそうだ。192時間がどのくらい重いのか
ちょっと想像できていないのだが、複数の人の話を聞く限り、重たいようだ。さらに
大学などだと事務仕事や管理の仕事、学生の面倒を見る仕事などがあり、研究に
割く時間がほとんど減ってしまって、大きな問題となっているようである。フランスが、
世界の中で研究のアウトプットの割合が低いのが、このせいである、という議論も
あるそうだ(本当にそうなのかはしらない)。
 
ただ、ずっとこの状況だと良くないので、数年に1回、教育が免除される年を作る
ことができるそうで、これによって、この年などは研究に専念できるそうである。
10年間で2年間くらい、とのことなので、そのときに集中的に研究をしないと、
そのあとが大変そうである。
 
いろいろ話を聞いていると、どの国も、その国それぞれの問題があるのだろうな、
ということを感じた。

ストラスブールは、旧市街とあたらしい部分が交わりながら、伝統を守りつつ、
町おこしをしているように見えた。まず、旧市街の部分ではあまり車が入らず、
基本的には自転車と人とトラムである。朝8時前後は通勤・通学の人が多く
基本的には歩きかトラムか自転車で多くの人が移動している。このトラムが
個人的には気に入っていて、近代的なトラムと、古い街並みがうまく現代的に
マッチしており、環境問題にも歴史を保存するためにもうまく機能しているように
見受けられた。

増え続ける自動車交通と公害のため、ストラスブール市では1990年代に新しい
トラム網を構築することを決定した。フランスの他の地方中核都市で導入している
VAL方式の導入も検討されたが費用面でライトレール方式が採用された。都心部を
トランジットモールなど歩行者専用に戻すことも目指された。都心部などの主要道路
での自動車交通は排除され、駐車施設なども郊外のパークアンドライド方式に改め
られた。1994年には最初の路線であるA系統が開業している。(Wikipedia)


この記述を見る限りでは、内部にはあまり車が入らず、外からトラムで通うように
なっているようだ。トラムは結構便利で、あちこちに止まるし、本数も多いし、
値段は1時間1ユーロちょっとである。定期を買っていれば、とても使いやすそうで
ある。最近は、トラムに乗る機会が多く、リンツでも毎日乗っていたが、お気に入りに
なりつつある。日本の都市部も、交通量を減らしてトラムにならないか、と期待
している。
 

昨日、フランス語のポスターセッションに参加した。たまに英語もあるが、ほとんど
フランス語である。ただ、ポスターなので、絵やグラフは見て分かるものもあるとともに、
言葉がなんとなく分かったりして面白い。Conclusionやmethodや、技術的な用語に
ついては、英語にほとんど近いために、類推できて、フランス語がわかったような気分
になったりする(本当は全くわからないのだが、どういうことを言っているのか、なんと
なくわかったりする)。もちろん、フランス語なので、細かい部分はわからないし、
文字ばかりのポスターはわからなかったが、絵がたくさんあるポスターが意味が
わかった。言語に頼らないでも伝わる発表はなかなか良いな、と感じる。

ここ一週間ほど、パリとストラスブールにいる。そのなかで、日本について
感じたことを書いてみる。もちろん、偏っていて(滞在中の行動が偏って
いるからでもあるが、思ったことをメモ的に書いてみる)。
 
・マンガやゲームは日本からのものが多数
 本屋さんに行くと、マンガコーナーがあるし、ゲームコーナーもある。
 TGVのなかで、PSPをやっている少年3人組や、空港で、おじさんが
 DSをやっているのを見かけたりした。日本ほどやっていないものの、
 遊んでいる人をたまに見かける・
・観光客がどこでも多い。
 世界遺産の周辺ばかりいるからかも。
・建築関係の本が多い
 安藤忠雄などの日本の建築家の本が、フランスでも結構目にして
 (もちろん、これは、モダンアートや美術関係のところで見ている
  ためでもあるが、それでも目につく)、日本の影響もあるのだな、と
 感じる。
・ポップ系?は日本のものが多い
 パリのセレクトショップを覗いたり、ミュージアムショップを覗くと
 日本のポップ系のものが置いてあったり(日本語の本が置いて
 あったり)、海洋堂のフィギュアがあったり、日本のサブカルチャーを
 特集していそうなものがあったり、原宿の人のファッションみたいな
 雑誌があったり、する。このあたりの分類は詳しくないので、
 なんとも言えない。
・日本の情報はテレビだとCNNくらいでしか、見れていない。
 CNNは、いろんな国の情報を流していて、偏っているかも
 しれないが、世界各地で様々な問題が起きていることを実感
 させられる。
・日本食レストランが多い
 ひとつもトライしていないので味は知らないが、至る所に
 日本食らしきレストランがある。「天プリ」、「ラーメソ」みたいな
 感じなので、よくわからず。
・大学などのシステムがとても異なり、把握するのが大変。
 ラボラトリの単位が学科くらいのレベルだったり、と実際の状況と
 違うことがあって難しい。
・新幹線は有名。TGVがあるからか。

ストラスブール

| コメント(0)

ストラスブールに来た。駅はとても近代的できれいである。TGVが2007年6月に
パリから開通したことによって、2時間半くらいで、パリとつながり、とても便利に
なったようだ。ストラスブールは、旧市街などが世界遺産に指定されているようで、
とてもきれいである。古いフランスの街並みが残っている。イル川に囲まれた街は
美しい。
 
歴史的にも、ドイツ、フランスと支配が変わってしまったこともあり、言語も混ざったり
両方表記されたりしている。また、ヨーロッパの議会が開催されるなど、EUにとっても
重要な場所になりつつある。フランス国内であるが、少し行けばドイツ国境であり、
南にちょっと行くとスイスというロケーションである。
 
ストラスブールは、結構寒く、最高15℃くらい、最低4℃くらいとのことで、朝は、
吐く息が白いほどである。先日、リンツにいたころは、半袖でも暑いくらいで
30℃近くあったときもあったが、ストラスブールではコートやマフラー、手袋が
欲しいほどで、既に秋の終わりから冬の始まりを体感している。
 










初TGV

| コメント(0)

TGVに初めて乗った。車内のデザインが結構よかった。ロマンスカーと
同じで、車両の連結部に車輪がある。乗ったTGVは18両もあり、編成と
して300m以上。これで200km以上で走るのだからすごいものだ。
車内には売店もある。後ろ向きの席であったので、ちょっと変な気分でも
あった。また、車両の途中にスーツケースなどをおく荷物置き場があり
便利に見えた。2等車に乗ったが、新幹線より前の席との幅は狭い感じが
した。横は4列なので、新幹線のグリーン車と同じ感じである。1等車を
見ると、横3列なので、横もゆったりとしていそうである。乗り心地は良く、
牛などの農村部を見ているうちに、目的地に着いてしまった。
 






朝のセーヌ川

| コメント(0)

サマータイムのせいか朝が思ったより暗い。朝焼けのセーヌ川を撮ってみた。
ルーブル美術館、遠くに凱旋門、セーヌ川からのルーブル美術館、オルセー美術館
などを撮った。
  














LADUREEのマカロン

| コメント(0)

ラデゥレ(LADUREE)でマカロンを食べた。上品で美味しい。
 


ARS Electronica 2008に参加して、いろいろ見てきた。今回は、
ARS Electronica(アルスエレクトロニカ)
全体について見て回ってきたことを少し書きたいと思う。
 
ARS Electronica 2008は、オーストリア・リンツ市で開催された
メディアアートのフェスティバルである。リンツ市がARS Electronica
という会社に100%出資しており、そのなかの一つがフェスティバル
である。今年は29年目で来年30年を迎える歴史のある祭りだ。
全体としては、35,900人の訪問者、25カ国から485名のアーティスト、
35カ国から516名のジャーナリスト、とのことだ。また、会期中、一番
盛り上がるのが、花火であり、ドナウ川沿いでイベントが行われる。
これには約9万5千人の人が参加した、とのことである。
 
当初、ブルックナー音楽祭などあり、リンツ市はクラシックなどの音楽で
有名であったが、そこから、デジタル音楽や様々なコンピュータを使った
アートや作品、メディアアートに展開していったらしい。当初は、音楽を
やる人たちが新しいことを始め、それが約30年続いて現在の形になって
きたそうだ。
 
特筆すべきこととしては、世界の中でのメディアアートの祭典であると
ともに、市民に密着した祭典であることがあげられる。特に、ARS
Electronica自体が、Linz市に100%出資を受けた企業であることからも、
芸術・文化、技術、社会に対して貢献する姿勢が高く感じられる。
そのために、リンツ市民のためのフェスティバルやイベントなども含まれ
市民は楽しんでいるように見え、それがとても良い感じであった。
 
フェスティバル自体は、表彰された作品が展示されているOK Centerや
その他、Lentos MuseumやKunstunivasitatでCampus08などの展示が
なされている。また、街のあちこちに展示会場が出来ていて、それを
楽しむことができる。Campus08では、東京大学(The University of Tokyo)
が精力的に展示をしており、Hybrid Egoというタイトルの元、20以上の作品
展示をして盛り上がっていた。
 
アルスエレクトロニカ自体も面白い構成であり、100%リンツ市出資の会社で
あり、かつ、4部門にわかれている。PRIXと呼ばれる表彰する部門、今回の
フェスティバルを担当する部門、Ars Electronica Center (AEC)と呼ばれる
博物館部門(展示作品など体験型展示が数多くなされている)、そして
展示についてや企業とのコンサルなど研究を含むFuture Labである。これら
の4部門が有機的に絡み合って、アルスエレクトロニカ全体を支えており、
約19万人のリンツ市に密着した世界的なメディアアートの祭典を実行して
いる。ある意味、特殊な、かつ、非常にうまくいった地域と連携したモデル
かつビジネスモデルであろう、と思う。
 
リンツ市自体はとても安全で、かつ、今回は晴れていて、気持ちが良く、
良い街で、また行きたいと思った。

アルスエレクトロニカが今日から始まった。オーストリア リンツの街の各地で
展示が始まった。街自体が徐々に盛り上がってきており、アートが生活に
密着している感じであって、とても良い雰囲気に見える。リンツ市とアルス
エレクトロニカが協力している面もあり、アルスエレクトロニカがリンツ市に
とっても良いモデルとなっているように見える。
 
アルスエレクトロニカはメディアアートの祭典で、選ばれた作品などが展示
されていて、見ていて面白い物が結構ある。その他、今年は、東京大学が
キャンパス展
を開催していることも含めて、日本人をリンツではとても多く
見ることができる。選ばれた作品にも日本からのものがだいぶ入っている
印象を受ける。

今日は1日目ということもあり、いろいろなところを巡り廻ってみた。
近い範囲にいろいろあるため、どんどん見に行ける上、初日のため、
オープニングがあり、挨拶を聞くことなどができてよかった。
 
OKセンターという展示会場の前では、ペタンクなどが行われており、
ほのぼのとした感じであった。
 








リンツの風景

| コメント(0)

リンツの昼間の風景写真。ヨーロッパの小都市らしさがあって良い。
 










リンツ夜景

| コメント(0)

オーストリア・リンツに来ている。岡の上からの夜景がとてもきれいだった。
ドナウ川がゆっくりと流れている。
 








このアーカイブについて

このページには、2008年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年8月です。

次のアーカイブは2008年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2009年4月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30