2007年11月アーカイブ

ハーフマラソン

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今日、初めてハーフマラソンを走った。以前、箱根駅伝予選会を走って以来の
20km以上の距離である。しかも、ほとんど練習をしておらず、完走くらいしか
望めないレースだった。

基本的なモチベーションとしては、忙しくて運動ができていなかったので、
モチベーションを上げるためにハーフマラソンをいれたわけだ。試合が入れば
試合にむけて練習して、それに伴い運動もするようになる、というねらいで
あった。しかし、そんな余裕がないまま、月日は過ぎて、当日になって
しまった、というわけである。

練習不足で一番良くないのは、自分の体の状態をよく知らない、ということで
ある。どのくらいのペースでいけばどのくらいの距離までいけるのか、という
感覚がない。つまり、意識と肉体がずれているわけで、あまりうまく走ること
ができなわけである。そのため、ゆっくり走ろうと思い、スタートは、抑え気味
で走りはじめた。

5kmくらいまでは快調で、アップダウンの数多くあるコースであったが、
登りを元気に走ることができ、スタート時にゆっくり行った分、前に追いつけ、
いい位置まであがれたりした。しかし、まともに走れたのは、5kmくらいで、
中距離ランナーだなぁ、と実感して、すこしずつ遅れつつ、走っていった。
途中、心肺に来たりしたが、無理せず、と思い走ったので、気持ちよく
走れたりしていた。

しかし、練習不足がたたると、こうなるのか、というのを実感したのは、
15kmを超えてからだ。あと、数kmで2/3くらい終わった、と思っており、
このまま行ければ、と思って、走っていたのだが、突然、足にきた。
つりそうな感覚となり、スピードは落とさざる終えず、ジョギング以下
レベルになってしまった。心肺よりも、足か完全にダメになってしまって
まったくすすまず、あとの数kmを耐えて消化する感じであった。
そこで結構抜かれてしまい、だいぶ順位を落としてしまっていた。
スピードもがっくり落ちていて、さすがに練習不足では10km以上は
もたないな、ということを身にしみてしまった。

マッサージなどがあり、受けたものの、ゴール直後から足はボロボロで、
今週は筋肉痛になやまされそうな気がしている(既に走っているとき
から、筋肉痛)。

先日、掌美術館・圓徳院・高台寺と見てきた。掌美術館においては、
「備中足守藩木下家がつたえたもの 」
が開催されていた。驚くべきは保存状態がとても良いことで、
浅葱糸威本小札二枚胴具足は、前垂れに龍が描かれていたり、
色も水色でとても美しい鎧であり、機能的にも優れていそうで、
感銘を受けた。木下家の家紋がうまくはめこまれたりしており、
かっこよかった。また実用的な鎧であるため、動きやすさなどを
とても考慮しているように感じた。

鎖帷子もあり、本当に鎖でできていることを実感した。じっくり
鎖帷子をみたのは初めてであり(遠くから、さっと見たことは
あると思うが)、なかなか興味深く、面白かった。

また唐草違棒紋蒔絵乗物は籠であるが、内部にも金箔を
ふんだんに利用した画が描かれているものである。外も中も
とても豪華な籠であった。丹羽家の家紋がデザインとして
あちこちにあったりして、当時の豪華な結婚式の様子が
垣間見ることができる感じであった。

菊稲妻波文桶は、文字通り桶であるが、外側に波や雲、菊の
紋章などきれいな模様があり、実用的な美しいものであった。

さまざまな良い物が置いてあって、掘り出し物を見ている
うれしさを感じたり、きれいに残っている美しさに感動したり
していた。


圓徳院は、各国から石を集めた庭がとても美しく、有名な
こともうなずける。庭の前で、座って休むと、心が洗われる
感じであり、とても良い庭園であった。

また、長谷川等伯の襖絵などを見たりすることができた。以前、
9万5千坪もあったそうで、北政所の住んでいた頃の豪華さを
想像してしまった。

高台寺も久々であったので、庭園や茶室など、ゆっくりと
眺めたりして、楽しいひとときを過ごすことができた。



 

 

 

 
 

High-Speed FOMA

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後輩にHigh-Speed FOMAを借りてみた。結構、さくさく使えて、不快感なく
モバイルが利用できる。PHSのようなデータが遅い、という気もしないし、
メールなど日常的に必要な情報はすぐに手に入る状態だ。もちろん、
LAN接続の方が安定しているのは確かだが、出先にいるときにはものすごく
便利である。

また、定額制のため、いくら使っても良い、というのは、とてもよい。データ量を
気にしてしまうと、昔のようにメールを全部書いてから送信、などをする必要が
でてくるが、そのような気遣いがいらないのがよい。利用してみて、このスピード
なら、モバイルとして持っていても十分よい気がしている。

母校の部活

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母校(高校)に行く機会があったので、高校生の部活動を見てきた。
だいぶ下の後輩たちが元気に練習をしている姿をみてきたわけだが、
やはり懐かしい感じがすごいした。部活の場所は、ちょっとした変化が
あるにはしろ、補強などでつかった砂の入ったおもりや、チューブなどは
そのままであるし、メニューもそこまで変化がないものであるし、あまり
変化がない点がなつかしさを倍増させていた。

また、高校生もみていると、自分が高校生のころ練習していた感じと
おなじ感覚で、ちょっと心を戻せば混じれそうな雰囲気にもなっていて
楽しかった。後輩たちとおしゃべりしのだが、それも、なかなか楽しく、
良いものだった。たまには顔をだすものだなぁ、と実感。また、OBとして
遊びにいくのもよいな、と感じた。

狩野永徳展

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京都国立博物館で開催されていた狩野永徳展を見にいってきた。
狩野永徳と言えば、織田信長や豊臣秀吉に愛され、安土城などに
数多く絵を描いたりした狩野派の画家である。安土・桃山文化を
表現しており、襖絵を中心に、水墨画、金屏風など、数多くを描
いている。しかし、戦乱でなくなってしまったりして、集めて公
開されることはこれまでなく、今回、狩野派の作品があつまって
公開されており、必見、と思い、見にいってきた。もちろん、混
んでいて、うまくすいている作品を見つつ、人の混む波をよけつ
つ、ゆっくりと鑑賞した。

最初に、花鳥図襖(国宝)から見ることができる。鶴や梅などの
絵がとても動きをもった感じで生き生きと描かれている屏風であ
る。最初は気がつかなかったが、他の作品などをいくつも見てい
ると、とても洗練された作品であることが実感できた。作品を見
て行くと、立体感、動き、墨の濃淡や色などが醸し出す間や雰囲
気が素晴らしいことをどんどん感じることができた。

見ていて感じたことは、狩野派は、いわば会社のような感じであり、
諸大名から受託して襖絵などを描いてきたのだろうということだ。
狩野永徳が描いたとされる作品もありつつ、狩野家が描いている
ものもあるためだ。また、狩野永徳自身の絵でも、年を経て、どん
どん洗練されていく感じがわかる。

展覧会の後半は、さらに大きな襖絵や壁絵があり、その存在感、
圧倒する力などは驚くばかりであった。特に、獅子2匹の絵の
唐獅子図屏風(宮内庁三の丸尚蔵館)は、力強く、パワフルで
あった。

また、洛中洛外図屏風(国宝、米沢市上杉博物館)は、1枚の絵
の中に2500人近くの人が描かれ、京都の生活や建物、生活して
いる様子が見ることができ、社会を可視化している感じで、とても
面白いものだった。日本画を見ていると、四季の移り変わりや、
場面変更などに、効果的に雲(金の雲の場合も多い)が利用され
ていたり、川と山がうまくつながって、話ができていたり、八景の
ように、画面の部分部分が8つのパートを構成していたり、と絵の
配置だけでも興味深いものであった。

織田信長、豊臣秀吉、大友相隣、細川夫人などの人物画もあり、
当時を想像しながら見ていた。特に織田信長については、信長の
力強さや威光を想像しながら見たりした。

その他、作品を見ていて感じたことは、保存状態の違いである。
宮内庁に保存されている作品などは、保存状態が良く、とても
美しいままであった。南禅寺などは、おそらく利用していたので
あろう、と感じら得る古さを見せていて、はげているところも
多かった。

今回の展覧会において、数多くの狩野家の絵、特に狩野永徳の画
を見ることができ、とても満足であった。戦国大名が競って、
このような襖絵などを狩野家に描いてもらったこともうなずける
と感じた。

 
唐獅子図屏風 狩野永徳 宮内庁三の丸尚蔵館 ≪旧御物≫
 
織田信長像 狩野永徳 大徳寺

京都賞講演会

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第23回京都賞記念講演会を聞いてきた。会場は連年のごとく、京都
宝ヶ池の国立京都国際会館である。京都賞の講演会はこれまでも何回
か聞きに行っており、昨年も参加している。今年も3名の方が京都賞を
受賞されている。主催は、財団法人 稲盛財団である。

今年は、先端技術部門で井口洋夫博士、基礎科学部門で金森博雄博士、
思想・芸術部門でピナ・バウシュ氏が受賞された。3者それぞれが1時
間弱の記念講演をするという構成であった。

まず井口博士から、
「私の化学研究の旅路 -人から学び、物に学ぶ-」
と題した講演があった。一高時代の話などから、「人から学ぶ」などの
点に対してのコメントがあり、その後、正倉院などに保存されている
着物の染料を化学的に分析すると、二重結合があり染料に適していた
ことがわかった、などという「物から学ぶ」などの点についてお話が
あった。井口博士は、黒鉛などの電気的性質などを計測して、有機分
子エレクトロニクスなどの分野を切り開いた研究者であり、ベンゼン環
や黒鉛についてのコメントがあり面白かった。

ベンゼン環の数が数個では、すす・黒鉛であり、数十個であると、
カーボンブラック、百個以上だとアセチレンブラック、百万個以上だと
黒鉛だそうだ。黒鉛はいわば鉛筆であり、徳川家康も使っていたそうで
久能山東照寺博物館に残っているそうだ。また、墨は、時間が経っても
酸化したら中に入らず気体となって飛んでいくそうだ。そこが特徴で
そのおかげで、墨で書かれたものは時間が経っても残っているとのこと
である。ある意味、「墨の表面は常に燃えている」と言えるようだ。
正倉院などに残っている書物がきれいに保存されていて驚いたが、墨の
話を聞いて納得してしまった。


次に、金森博士の話があった。金森博士は、リアルタイム地震学などを
提唱されている方で、地震などについての話が中心であった。
「波に魅せられて」
と題した講演であり、日本アルプスがどうやってできたのか、という
興味から、地震などで隆起すること、その地震が、波・波動方程式で
美しく表現できること、その中で研究を進めてきたことなどの経歴を
お話になった。さらに、地震予知についての話があり、身近な話題で
もあり、興味深かった。

地震は、断層すべりが複雑で、ずれ方が一様でなく、また、地震エネ
ルギーの放出に仕方も、多様であり、一気に放出する地震もあれば、
ゆっくりと時間をかけてエネルギーを放出する地震もある。後者で
あると、体には感じにくいものの地殻変動には大きく影響を及ぼす
ため、津波が起きやすい。明治時代の三陸地震や昨年のジャワ島の
地震などがこのたぐいだそうだ。さらに、小地震から大地震になる
かは、ドミノ式に地震が起きたりするか、にもよるそうで、地震予知
はなかなか難しいそうである。

一例を挙げると、交通事故を予測するのに、事故が起こりそうな
場所などの予測はできるものの、一台事故が起きたときに、玉突き
事故で大事故になるか、というのは、各ドライバーに依存していて
予測はしがたい。それと同じであり、地震においても、場所などの
予測はできるものの、どのくらいの大きさの地震になるか、などは
予測しがたいそうだ。

そこで、リアルタイム地震学などを提唱しており、地震が起きた
時点で、解析をし、地震が伝わる前に、必要な所に情報を送り、
対処するシステムを構築しているとのことである。日本においては、
新幹線警報システムなどが既に有効に活用されており、10月からは
気象庁緊急地震速報などがあり、とても進んでいるそうだ。防災に
役に立つ地震学の話であり、勉強にとてもなった。


最後に、バウシュ氏より
「私を突き動かすもの」
というお話があった。バウシュ氏は「人がどう動くか」ではなく
「何が人を動かすのか」について興味がある、とのことで、振付家
であるが、どういう哲学で振付家になったか、ということについて
お話ししてくださった。子どもの頃から「踊りたい」という思いが
強く、自分で振り付けをはじめ、「踊りたい」と「振付家」として
の矛盾、「振付家」としての道、その後、舞台に自然を持ち込むこ
とや質問を通じて稽古をすること、人の死や生についてのご経験の
話があった。先駆的な試みをしつつ、大変ながらも、いろんな体験
からたくさんのものを得、それらに対するお返し・贈り物としての
舞台、得られるものから突き動かされて、続けてきたことなどにつ
いてのお話であった。


全体としては、三者三様の興味深いお話を聴くことができたので
とても良かった。ただ、講演会の企画全部を考えると、受賞者の
方に単にお話をしていただくだけでなく、質疑応答やパネル
ディスカッションなどがあればよかったと感じている。また、
写真の解像度が低かったりした点が残念であった。もちろん、
ワークショップなどに参加すればよりインタラクティブなのである
が、記念講演自体ももっと面白いイベント構成にしたらよいのでは、
と感じた。もちろん、一般に無料で公開している点はとても感謝して
いる。また、良い話が聞けたのは良かったと思っている。

初N700系

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N700系が走り始めてからこれまで何回か新幹線に乗りつつ、うまく
タイミングが合わずにN700系を逃していたりしたのだが、今回は
初めてN700系に乗ることができた。乗り心地は、すごい改善という
わけではないが、細かい点で気が利くようになっていて快適である。
 
N700系は全席禁煙であり(JR東日本は既に禁煙なので、当たり前に
なりつつあるが)、喫煙ルームなどが設けられている。また、角窓
側の席には、コンセントが備え付けられていて、携帯電話やPCの充電
などができるようになっている。
 
その他、車内前方にある電光掲示板が大きくなり、見やすくなったり、
椅子が少し快適になったり、車内インテリアがきれいになったり、と
細かい点が工夫されるようになっている。新しい車両というのは、
工夫がこなされている点などではなかなか良い。
 
まだN700系の本数が少ないが、徐々に増えていくのではないか、と
思う。ただ、昔の新幹線がどんどん廃車になっていくのももったい
ない感じもしている。
 
新幹線とは関係ないのであるが、車内で大企業の会社の人たちが
10名以上乗ってきて、携帯電話はするし、席が少し離れているから
うろうろして、仕事の立ち話をしたりするし、騒がしく、その点は
いただけなかった。携帯電話は音で鳴るし、大声で話すから、
大企業の名前まで分かってしまい、少し残念であった。

ALWAYS続三丁目の夕日


「Always 三丁目の夕日」
の続編を先日見た。昭和30年代を表現し、
CG、ミニチュア、実写を組み合わせており、見たいと思っていた映画
である。先月、ASIAGRAPHの際に、山崎貴監督をはじめ、白組の方の
お話を聞く機会があったり、CGの雑誌で特集されていたり、と早く見
ようと思っていたものだ。公開日には見ることができなかったが、
数日後には見ることができた。
 
前回は東京タワーが組み上がっていく部分や上野駅の蒸気機関車など
が象徴的であったが、今回もいろいろと注目すべき点がたくさんあった。
ネタばれしてしまうと良くないので、あまり書かないことにするが、
有名な点では、日本橋などがあげられる。他は、こだま号、音を海外
まで録りに言ったと言われる飛行機DCなど、見所がたくさんであった。
 
日本橋は既にいろいろなメディアに登場しているが、実写とミニチュア、
CGをうまく合成して、きれいなカメラアングルで撮影している。VFXが
ものすごく有効に活用されており、遠くの人が歩いているところまで
細かい点まで気を遣って映像ができている。レイヤーが200枚以上ある
そうで、把握するのも難しいくらいとのことだった。
 
興味深いのは、映画の世界で、実写にするか、ミニチュアにするか、
CGにするか、と既に選択可能な段階になっていることだ。基本的には
ミニチュアとCGの2択を、簡単な方でやる、という風になっている。
そのレベルまで、両方を使いこなせて、かつ、実写的な記憶とマッチ
した世界を作り出しているところが素晴らしい。1も良かったが、続編
も良かった。物語としても、見ていていいものであった。

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