2007年2月アーカイブ

ふと思い立ち、本場の讃岐うどんが食べたくなった。そこで、ひとり
高松に行って、讃岐うどんを食べに行ってきた。うどんプロの先輩に
聞いて、高松市内で行けそうなところを調査。そして、土日にいった
ので、土日にやっているところへ行ってきた。

さか枝

しっかりしたうどんのつくりで、おいしかった。天ぷらがたくさんあり、
どれを食べようか迷うほどであった。値段も安く(100円台から200円強)、
この値段だったら、うどんを食べに行くなぁ、と実感してしまう。

やはりうどんを食べるには、車を借りて、いろいろ回ってみたくなる。
今回は、自分の足で行けそうな範囲、と思ったので、あまり行けなかったが、
平日に、車で回ったらいろいろ食べられそうで、楽しそうだ。


2007年夏、H‐II Aロケットから、月探査機「セレーネ」が打ち上げられるそうです。
その月探査機に載せるメッセージを、いま、募集しています。セレーネは、
米国のアポロ計画(1969~1972)以来の本格的な月探査機とのことで、
どういう新規発見がでてくるか、楽しみである。

このメッセージの締め切りは明日(2/28)までだ。
インターネットから簡単に応募できる。
http://www.isas.jaxa.jp/j/new/event/selene_camp/index.shtml


以前、OAZOにあるJAXAiに行ったとき、この応募を知って、あとで
自分のPCから応募しよう、と思った。しかし、そのまま時を経てしまい、
締め切り寸前で、もう一度、みつけて(/.に載っているのもあったが)、
応募してみた。こういうのがきっかけで、宇宙に興味を持つ人もいる
だろうし、「はやぶさ」のように、新発見でScienceにたくさん載ったり、
知的好奇心を満たしてくれたりするかもしれない(「はやぶさ」には
無事の帰還をしてもらいたい)。

花粉の季節

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“花粉シーズン”すでに42都府県で…飛散少なめか[Yomiuri]
とのこと。今年は、暖冬のせいか、花粉の飛散が早い。量は、昨夏、
日照不足だったとのことで、平年の2割程度から平年なみ、とのことだ。
なにより、もう花粉が全国的に飛んでいるのか、と思うと、早いな、と
感じてしまう。桜の開花予報もでていたが、関東で、3月中旬くらいだった
ような気がする。もはや入学式に桜という感じでなく、卒業式が桜、という
感じになってきているのかもしれない。

Skype Find

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Skype 3.1 betaをインストールしてみた。新しい機能としては、Skype Find。
お気に入りのお店など登録しておくと、電話がかけられたりする、という機能だ。
63カ国233人によって733個のリストが登録されました、とあるから、まだまだ
開始されたばかりの機能である。「レストラン」と「新宿」みたいな場所とキーワード
で検索できるという。

もう一つ興味を持ったのが、「Skype Pro」というサービスだ[yahoo]。欧州で
始まった定額制のプランで、固定電話などが定額で電話をかけられる。
IP電話が本当にSkypeでどんどんできるようになっている。日本でも、
SkypeInを登録すると、IP電話番号がもらえ、Skypeで受信できるように
なっているので、はやくSkypeProで、定額発信できるようになれば、
便利だろうな、と思う。その次は携帯電話で、こういう機能がついて
無線LANの入るところは無料にならないかな、と期待している。

今日、救急救命講習を受けた。以前から、普通救命講習を受けたり、運転免許の講習だったり、
たまに救急救命講習を受けている。今回は、AEDが普通の人でも使えるようになってから初めて
受けた講習だったので、ちょっと変更があり、いろいろな知見が反映されているんだな、と感じた。

応急手当として、救命処置と、止血法や応急手当がある。応急手当として、包帯を巻いたり、
三角巾をつけたりの講習を受けた。包帯は弾性がついた包帯になっており、あまり考えなくても
簡単にまけるようになっており、進んだな、と実感した。

救命処置のなかで、心肺蘇生法で、一番変わったな、と思ったのが、心臓マッサージの回数で
ある。以前は、人工呼吸と心臓マッサージを2回15回と習ったが、今は、2回30回ということだ。
心臓マッサージを1分100回のペースで、30回持続する、と言う風に変わったわけだ。心臓
マッサージの押す位置も以前は、剣状突起から指何本、とかだったが、今回は、胸の真ん中
(乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中)を、「強く、速く、絶え間なく」圧迫する、という点になった。

また、もう一つは、AEDを準備して使う、というのが大きな変化である。AEDは音声で指示をして
くれるため、それに従えば良い。汗などの水分を拭き取るのと、AEDがチェックしているときに
さわらない、ショックを与えるときは近くによらない、というのだけ注意すれば良いそうだ。

やはりこういうのは知識のアップデートが必要だな、と講習を受けて感じた。また、
心臓マッサージなども人形相手だがやってみるのでは、だいぶ感覚が違う。
そういう機会はない方がよいが、何かの時に役立つかもしれないので、
きちんと身につけておきたいと思っている。

最後にAEDを用いた救命処置の手順としては以下の通りである。
1 肩を叩きながら声をかける
2 反応がなかったら、大声で助けを求め、119番通報とAED搬送を依頼する
3 気道確保と呼吸の確認
4 呼吸がなかったら、人工呼吸を2回行う
5 人工呼吸が終わったらすぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)
  胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返し
6 AEDが到着したら電源を入れる
7 電極パッドを胸に貼る(汗などの水分は取る)
8 電気ショックの必要性をAEDが判断する(子供は8歳、体重25kg以上)
9 音声に従いショックボタンを押す(周りの人は離れる)
救急車が来るまで、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返し

参考: 東京消防庁 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-2.html
総務省消防庁 http://www.fdma.go.jp/html/life/
 応急手当の基礎知識 http://www.fdma.go.jp/html/life/pdf/oukyu1.pdf
 心肺蘇生法の流れ http://www.fdma.go.jp/html/life/pdf/oukyu2.pdf
(正確なものは、上記のPDFやWebを見てください)

以前からセカンドライフについて興味は持っていたが、ログインなどしたことがなかった。
今日、たまたま、セカンドライフについてお話を聞く機会があり、「思い立ったが吉日」と
思い、早速、アカウントをつくってセカンドライフの世界に入ってみた。昨年はじめ、
アメリカ人の講演で、SLといっていて、SecondLifeとわかり、興味をもっていてから
だいぶたってしまったが、とりあえずやってみることにした。

http://secondlife.com/

日本語版もいずれ出るらしい。今、379万人ほど。オンラインが現時点で2万5千人弱。
多くの人が参加しているオンラインゲームである。

まだ始めたばかりでよくわからないが、いろいろテレポートできたり、探索できたり
できる。踊ったり、門番をやったりすると、セカンドライフのお金(リンデンドル?)が
もらえる。始め、開いているところでとりあえず門番やってみたりして、L$1をかせい
でみた。そのうち、その場所が取り合いになってきたりして、なかなか稼ぐのも
大変だ。おそらく物をつくって売る方が面白いのかもしれない。そのあたりは
もう少し慣れてからか、思う。

始め歩いていたが、飛べるところは飛んだ方が移動が速いことに気がついたり、
人がいないところにいっても面白くないことがわかったり、入れないところが
意外とあったりして、まだまだ難しい。また、どういう世界があるのかの全体像が
いまいちわからない点など、もう少しセカンドライフを探検しないと、と思って
いる。

セカンドライフは、ある意味、バーチャルな世界ながら、RMT(リアル・マネー・
トレード)などを通じて、現実世界とつながっており、かつ、チャットなども
できたり、日産が自動販売機で車を売っていたり、と、リアル世界とつながって
いる。現実の実世界とセカンドライフなどを考えていくと、「何がリアルか」という
ところを考えるきっかけになる。広告としても注目を集めているので、今後の
セカンドライフの伸びに目を向けていたい。

たまに見る番組が「NHK 英語でしゃべらナイト」である。ほとんどテレビを
みないのだが(といいつつ、プロフェショナルもたまに見る)、英語でしゃべらナイトは
たまに見る。松本アナウンサーが、気がつくとメキメキ英語ができるようになって
いたり、パックンがギャグをとばしていたり、釈由美子がとぼけていたり、という
おもしろおかしい英語番組である。この前は、宮里藍選手が出てきて、英語を
しゃべっていたり、女優さんがハリウッド女優にインタビューなどする企画など
いろいろあって面白い。

人気モデル、押切もえ(27)が4月からNHKの英会話番組「英語でしゃべらナイト」(月曜後11・0)の新レギュラーを務めることが13日、分かった。釈由美子(28)からバトンを受け、同局のイケメン、青井実アナウンサー(26)との新コンビで英会話の完全マスターに挑む。海外雑誌のモデルを夢見る押切は「楽しく学んでいきたい」と張り切っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070215-00000037-sanspo-ent

4月から、レギュラーが変わり、新しく押切もえと青井アナウンサーになる、という。
以前、押切もえがスターのスタイリストインタビューする企画があったのを、たまたま
見たのを覚えている。4月からどういう感じになるのかわからないが、英語を楽しく
学んでいく、という番組としては良い番組だと思う。

NHKプロフェショナル「庭師・北山安夫」をワンセグで見た。日本庭園、枯山水などを
作る庭師の話だ。石組で、石をいかに配置するのか、そして、石や池に力で負けずに
庭をどう造っていくのか、というのを考え、作っていく。そうすることで、和風の美しい
庭ができあがっていく。主張しないけど、主張しているような庭。テレビでは、「感じて
るようだけど感じていない。感じていないようなんだけれど感じている。」という庭づくり
を実践している、とのことだった。

京都に行くと、日本庭園がきれいだと思う。日本庭園を眺めているのはとても好きだ。
単に座って見ているだけでも、何かしらの変化はあるし、苔なども味わいがあって良い。
北山さんの作った建仁寺の潮音庭(ちょうおんてい)や、高台寺・圓徳院の庭など、
今度、じっくり見に行きたいと感じた。高台寺・圓徳院は、北山さんのアイデアで
夜間照明・ライトアップを始めたそうで[京都新聞]、素晴らしいお仕事をなさっているな、
と感じる。

テレビの中で、庭のイメージを絵にしているところを見たとき、庭師はこうやっているのだ、
というのが頭の中でリンクした。それは先日、松下電工 汐留ミュージアムで「重森三玲
の庭」という展示を見に行き、そこで、いくつかの庭の絵が展示されていたのが頭にあった
からである。そのときは、東福寺方丈庭園などの絵があり、石をどう置くか、などが
重要だな、というのを漠然と思っていたが、今回も絵を見ていて納得する感じだった。

また、日本庭園を見に行きたい、と感じている。

名刺に学会名

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たまたま、「名刺に学会名を書こう ― 3学会連携キャンペーン ―」
というのが一年前から行われているのを知った。電気学会、電子情報通信学会、
情報処理学会が行っているそうで、学会にも、所属機関にも、会員にも
メリットがあるとのこと。
http://www.ieice.org/jpn/meishi_campain.html
http://www.iee.or.jp/honbu/card/card_campain.html

しかし、そんなに周知されていないな、と思うとともに、あまり名刺に会員と
書いている人を見かけない、と思ったりした。たまに、学会名が書いてある
名刺を見ると、こういうこともやっているのか、という話のネタにはなる、と
感じる。名刺に、個人の活動紹介、という形で学会名があるのは良いかも
しれない。意外と名刺は奥が深いな、と感じる。

Google Mapみたいな拡大したり、移動しながら見ることのできる商品販売サイトが
ある。靴のサイトのようで、Men's, Women'sとわけて、カテゴリーごとに、拡大して
最後には商品にたどり着くことができる、というサイトだ。サムネイルがあり、
階層構造にしてあるため、工夫が随所に凝らされている。
http://www.browsegoods.com/

しかし、カテゴリ分けなどをきちんと頭に入っていなかったりすると、どうも
わかりやすいのかどうか、ちょっと難しい。試みとしては面白いが、中身によって
やはり表現はちがったほうが良いのかもしれない。

未成年者10人中3人以上(31.8%)がインターネットの利用時間や回数を自分で調節できないほどのインターネット中毒に陥っており、14%は治療とカウンセリングが必要な「インターネット中毒重症状態」であるという調査結果が出た。(中略)
また、携帯電話中毒に関するアンケート調査の結果は、未成年の10.1%が自ら携帯電話中毒の状態だと答えた。成人は4.1%だった。(後略)
http://news.livedoor.com/article/detail/3031011/

上記の記事は韓国での調査だが、インターネット中毒、および、携帯電話中毒が
まずまずの数いる、という実態が見える。感覚的に見て、日本も同じような気がする。
考えてみれば、1クラスに何人か、ゲームやMixiなどのSNSなどを含めて、インターネット
につながっていないと不安そうな人もいそうだし、おそらくケータイでも、何人かは
いるんじゃないか、と想像できる。

最近は電車の中でも、多くの人がケータイを片手に(DSも多いですが)、ゲームや
SNS(モバゲータウンなど)をやっていたり、朝などはケータイでニュースを読んでいる
人などが多い。そういうのを見ていると、もっと、はまっている人がいるのも想像に
難くない。

個人的にも、インターネットには、ほぼ一日中つながっている生活をしているので、
春らしくなってきたし、なるべく外での活動もしたいな、と思ってはいる。ただ、花粉が
増えそうなので(今年は少ないそうだが)、気をつけたいところだ。

携帯・PHS契約数、1億台突破 普及率78.5%と2007年1月末でなった
そうだ(電気通信事業者協会 発表)[asahi.com]。ついに1億台になったのだ、
と思う。電話を持つ年代だけに限れば相当数普及している、ということになる。
もちろん、複数台持っている人もいるので、一概には言えないものの、ほとんどの
人が携帯電話を持っている、と行ってよいだろう。

今年に入って、総務省がSIMロックについての研究会を行っている。日本の現在の
制度の場合、キャリアと端末がSIMロックによってひも付けされているため、
ドコモの端末、AUの端末、Softbankの端末、という状態になっている。これが
海外になると、どの端末でも、SIMカードというキャリアのICカードを差し替えれば
携帯電話が通話できるようになる仕組みとなっている。そうなると、複数の端末を
持っていて、SIMカードを取り替えて、ファッション的に端末をかえることもできたり、
端末の中古市場が活発化したり、という状態になる。日本の場合、販売奨励金制度など
もあり、多機能な携帯を安く手に入れられ(その分、機種代は通話料に上乗せとなるが)、
キャリアは固定化される(ナンバーポータビリティーで少しかわったものの)特殊な
環境となっている。そのため、ビジネスモデルが海外とかわっており、そのあたりの
議論をするためにSIMロックについての研究会が始まったのだろう。

ともかく日本において、携帯電話の個数を考えると、一つの区切りを超えた、と言える
だろう。もちろん,人口が減っていったら台数も減るかもしれないものの、携帯電話が
ある意味、日常の道具の一つに完全になってしまっている、と言えそうだ。今後、
携帯電話の多機能化も進んできているため、携帯サイトを含め、携帯電話関連
ビジネスがいっそう白熱しそうである。

小説をとても読みたくなるときがある。それも小説の世界に入り込めるような小説を、である。
なんとなく現実逃避だったり、頭の中を切り替えたかったり、別のことを考えたかったり、
ちょっと違う世界に浸りたかったり、別の世界を垣間みたかったり、理由はさまざまあるが、
小説が読みたくなって、初めて藤原伊織の本を読んだ。

「シリウスの道」は、広告業界の物語だ。違う世界。一見派手そうで、泥臭い世界と本の
中では描写されていた。そして、幼なじみとの関係、子供の頃の思い出とその延長。それらが
混ざり合って、この本は進んでいく。あんまりハッピーな話でもないかもしれないが、
人物描写などは、想像の域があって良い感じである。

広告業界などほとんど知らなかったので、本の中で起きるドラマ、社内の政治的関係や
仕事のやり方など、読んでいて面白かった。そして、小説を読みたいという感情を
満たしてくれる感じだったので、それも良かった。こういう本を読んでみて、企業社会の
小説もいい、と感じている。


シリウスの道〈上〉
シリウスの道〈上〉
藤原 伊織
文藝春秋 2006-12


シリウスの道〈下〉
シリウスの道〈下〉
藤原 伊織
文藝春秋 2006-12

サワーと酎ハイ

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ある飲み会で、外国人の方に、「ハイ」と「サワー」ってどう違うのか?と聞か
れた。どんな飲み物メニューがあるか、を伝える際、「ウーロンハイ」「レモン
サワー」「グレープフルーツサワー」などと言って、焼酎などで割ってある、と
いう説明をしていたら、上記の疑問がでてきたわけだ。そのときは、ほとんど同
じなんじゃないか、という説明をしたのだが、本当にあっているのか、と思い、
ちょっと調べてみた。


いくつか調べてみると、確実なことは言えないが、何となくわかってきた。
サワーは、アメリカなどの「Sour」、酸っぱいを意味していて、蒸留酒に柑橘類
などの酸味のあるものと甘味を足したカクテルとのこと。そして「ハイ」は酎ハ
イから来ていて、酎ハイは、ウィスキーのソーダ割りなどの「ハイボール」から
来ているそうだ。蒸留酒をソーダやトニックウォーターなどの炭酸飲料や炭酸水
で割ったものを「ハイボール」と言うそうで、焼酎を割ったものが「酎ハイ」で
ある。

個人的な整理では、酸っぱいものに甘味を足したものが「サワー」、焼酎に炭酸
水などで割ったものが「ハイ」だ。もちろんお店によって、「サワー」でも炭酸
水でわったところもあると思うので、そのあたりはお店によるのかもしれないが、
ちょこっと調べた限りにおいてはこの程度の違いであった。ほぼ一緒、と言う答
えもそこまで間違っていなくて、良かった。


参考サイト
http://www.masa-web.com/name/drink/d003.html
http://www.suntory.co.jp/jiten/word/a_n_089.html
http://www.suntory.co.jp/jiten/word/c_n_026.html

Wikipedia
サワー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AF%E3%83%BC

酎ハイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%8E%E3%83%8F%E3%82%A4

ハイボール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB

ヘルニアとは

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ヘルニア[hernia]
腹部内臓が、腹壁の先天的間隙、または後天的にできた孔口から腹膜に被われたまま
外方に脱出するもの。(広辞苑 第三版)

ヘルニアとは、体内の臓器や構造が、あるべき部位から逸脱した状態を指す[wikipedia]

「ヘルニア」と聞くと、「椎間板ヘルニア」だと思ってしまう。椎間板ヘルニアは、
椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態となり、痛む。先日、
この「ヘルニア」というのは一般的な言葉で、外に出てしまったことをさして
いて、様々なヘルニアがあることを知り、勉強不足だったな、と実感した。
内臓が下がって来て、どこかの孔口からでてしまったものを、ヘルニアと
言うそうで、椎間板ヘルニアも、椎間板が正常な位置から出てきてしまった
ことを指す、と聞いて、勉強になった。

世の中で、検索と言えば「グーグル google」(日本だと「ヤフー」が多いのですが、
世界的に見れば「グーグル」)、商品購入の場合、「アマゾン amazon」(日本だと
やはり「楽天」も大きいです)に、集中していると言える。以前、「Googlezon」と
いうグーグルとアマゾンが合併した未来を予測した動画があったが、この本も
現在の「グーグル」、「アマゾン」に集中している状況を分析している。

インターネットが普及して、個人がそれぞれ情報を発信できるようになったため、
多様性が増していると言え、それぞれのサイトがID管理による個人化
(personalization)がすすんでいると言える。一方、情報が世界中どこからでも
アクセス可能であり、ある意味「フラット化」し始めていると言える。このような中、
「グーグル」「アマゾン」に代表される一極集中現象が起き始めている。
この本で例に挙げられているのは、映画やCDにおけるミリオンセラーの登場
(映画もCDも総数は増えているはずなのに、少数のミリオンセラーが生まれて
いる)、郵政民営化に争点を絞った小泉政権の圧勝、一時期のライブドア株の
取引量の増加、アルファブロガーの登場、などだ。

この本では、こういう現象を、パレートの法則(80:20の法則)や、スケールフリー
ネットワークで説明している。スケールフリー・ネットワークは、たとえば、知り合い
のリンクを考えた場合、知り合いの多いハブになるような少数の人と、それに
つながっている多数の人がいる。そして、そのハブになるような人をよく知って
いる、大きなハブになるようなさらに少数の人がいる、という感じの事例がある。
航空路でも、少数のハブ空港があって、そこに様々な多くの路線がつながっており、
多数の小さな空港では少しだけの路線があるという状況である。スケールを
変えても、ハブがあり、多数のハブにつながっているものがある、というネットワーク
をさしている。スケール・フリーネットワークは、

「1.成長性がある:時間の推移に従って、結節点が増えていき、その結果
ネットワークができる」
「2.優先的選択が起きる:新しい結節点ができる際には、当然ながら古い
結節点と結ばれる必要があるが、その際に新しい結節点はすでに多くの
リンクを持っている古い結節点を優先的に選ぶ。そこで古い結節点は時間が
経つごとに(成長するごとに)多くの結節点を獲得していく。」

という特徴があるそうだ。このスケール・フリーネットワークは、人間の知り合いの
関係、インターネットのリンク構造などに見られる。また、バラバシらの
論文によると、生物の神経ネットアークやタンパク質の相互作用ネットワーク
でも、成り立っている、という論文もあり、最近注目されている。

一極集中の理由を、スケールフリー性から説明できるのでは、というのが
本書では書かれている。そして、インターネット上における民主主義にも
考察を加えている。ジェームズ・スロウィッキーの「『みんなの意見』は案外正しい」
を紹介し、インターネット上における議論が、ある意味、正しい方向に導くかも
しれない可能性を指摘している。「群衆の英知」をインターネットに求めており、
Wikipediaなどの例では、確実にこの方向だろうと思う。

その中で、「自分の意見が優勢と認知した人は声高に発言し、劣勢と認知
した人は孤立を恐れて沈黙する。その結果、優勢意見はより勢力を増し、
劣勢意見は少数意見になる」というエリザベス・ノエル・ノイマンの「沈黙の螺旋」
の現象を紹介して、全体の空気に流されてしまう可能性を指摘している。
『みんなの意見』をうまく生み出していくためには、一極集中している社会のなかで、
多様性や異質性をくみ上げていくか、だとまとめている。

この本の前半は知っている内容が数多くでてきたので、よく知っている人には
物足りないかもしれない。ネットを利用した選挙などを考える際に、この本の
後半部分は参考になるだろうと思う。また、スケール・フリーネットワークや
世論生成などにコメントしている点も参考になるだろう。


グーグル・アマゾン化する社会
グーグル・アマゾン化する社会
森 健
光文社 2006-09-15

第56回別府大分毎日マラソン大会をテレビで見た。Wアツシ対決、と
言われたマラソンで、藤田敦史選手(富士通)と佐藤敦之選手(中国電力)の
駆け引きが35kmすぎで見ることができた。ニューイヤー駅伝を見たときには、
佐藤選手の走りから、行けるのではないか、と思っていたが、マラソンの
ペース、別大マラソンならではの風、駆け引きから、藤田選手のスパートが
功を奏して、藤田選手の優勝であった。2ヶ月前に福岡で藤田選手は走って
おり、2ヶ月後の今回、再度、マラソン調整をしたそうで、それがうまくいった
ようである。

マラソンの場合、途中のペース変化や、集団のペースと自分のペースの関係、
風、気温、給水、スパートへの対応、などなど複雑に要因は関わってくるし、
35kmすぎからのスタミナなど、うまく調整するだけでなく、うまく走らないと
優勝できないんだな、と見ていて思った。このあたりがマラソンの醍醐味な
感じがする。

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