2006年10月アーカイブ

先日、仙台からの帰りの新幹線で、映画「ロード・オブ・ウォー」を見た。
パソコンでDVDから見たのだが、電車の中で映画を見るのもなかなか
飛行機の中と同じ感じで良いかも、と思ったりした。

映画自体は、武器商人の話で、世界各地に弾薬や戦車などを売っている
商人の物語で、最初からシニカルな感じで、引き込まれる。この映画に
出てくる内容と同じ実例がある、と言われているそうだが、日本は
平和だが世界はそうでもないことを思い知らされる映画である。

特に、ソ連が崩壊して、そこに行き、軍から武器や戦車・ヘリコプターなどを
買い付けていって、それをアフリカなどの内戦が起きているところに売りに
行ったり、現金取引ではなく、ダイヤで代金を受け取ったり、という話だ。
半分、スパイのような、国や政権相手の取引をしていて、映画として面白いが
こういった現実があるのか、と思うと、怖いくらいである。

最後の方まで皮肉かつ真実味があり、ちょっと考えさせられる映画だな、
と思った。

映画「ロード・オブ・ウォー」

映画「ガレージ」を見てきた。第19回東京国際映画祭で上映されている
インドネシアの映画である。アガン・セントーサ監督の処女作で、
3人のバンドメンバーが、家族の問題や恋愛の問題で不安定な
状態になりつつも、バンドが音楽を求めて成長していく部分を
描いている。バンドメンバーの繊細な心の部分や、感情がうまく
表現され、かつ、インドネシアの雰囲気や風景も描かれていて、
良かった。バスが手を挙げると止まってくれてどこでも降りれたり、
電車のドアが開きっぱなしなども、へぇ、と思いつつ見ていた。

Garasiは、インドネシア語でガレージを意味するそうで、ガレージで
バンドの練習をして音楽を作っていく物語だ。音楽も、アメリカや
日本、世界各地の音楽がミックスされて、新しい感じになって
いるらしい。基本的にはロックなのだが、バンドとしてもいいのでは、
と思ってしまった。

今回、東京国際映画祭ということもあって、監督インタビューがあった。
思いがけず、監督のお話を聞くことができて、良かった。ちょうど
インドネシア出身の友達と、その友達の3人で行ったので、彼らは
インタビューの際に質問をしていたりした。映画では、インドネシア語の
ギャクがたくさん出ていて面白いそうだが、そこは字幕じゃ表現されて
おらず、残念だった。

一番驚いたのは、この映画のために、2000人のオーディションをして
バンドメンバーの3人を選んだそうだが(2人は音楽をやっていて、
1人は映画をやっていたそうだ)、その3人が今、この映画のバンドで
インドネシアをツアーしているという。しかも、来年は、この映画の
CD以外に、2枚目のCDも出すという。実際の映画のバンドが、そのまま
バンドとして成立してしまう、ということだ。さらに驚いたのは、映画の
中ででてくるバンドの音楽も、主人公の3人で生み出した音楽とのことで、
映画が半分ドキュメントになっているんじゃないか、というほどの相乗
効果だと感じた。

ガレージ(Garasi)

大日本印刷(DNP)と仏ルーヴル美術館は共同プロジェクト
ルーヴル-DNP ミュージアムラボ」の取り組みを体験できる
スペースを東京都品川区のDNP五反田ビルに開設する、
とのことだ[CNet, DNPプレスリリース]。これによると、
UHF(極超短波)帯ICタグを内蔵したチケットとPDAを持ち、
閲覧システムと連動させて、観覧者の希望にあった順路で
展示作品や作家に関する情報を入手することができる仕組みの
ようである。

美術館の音声ガイドであると、最初の方に作者の背景説明などが
長く、作品の説明に来るまでに時間がかかったり、どのくらいの
説明量かわからなかったりするので、面倒だったりする。それを
PDAなどで情報を見せてもらえれば、全体量がわかるので読み
たいところを読めば良いかな、とも思うし、便利な気がする。

また、観覧者の希望閲覧時間に合わせた動線(導線)を作ってくれる
ようなので(まだ体験していないのでわからないが)、その仕組み
にも興味がある。15分コースと30分コース、1時間コースなどで、
どう動線設計をしていくのか、も面白いだろうな、と思う。

近いうちに見に行ってみたいと思っている。

http://museumlab.jp/

以前、お世話になった松原謙一先生が、文化功労者に選ばれた
そうだ[読売新聞]。おめでたい。先日、ある会合でお会いしたときも、
お元気で、いろいろ声をかけていただいたりして、うれしかったが、
今回も良いニュースと思った。研究だけでなく、若い人たちを伸ばそう
という気迫が感じられて、がんばらないと、といつも刺激をくれる
先生だと思う。

牛タン:仙台

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利休に久々に行って、牛タンを食べた。やっぱりおいしい。
1ヶ月ほど前も仙台に来たのだが、牛タンを食べないまま
帰ってしまったので、今回こそは牛タンと思って食べた。


たまに、Paul Grahamの英語を読んだりする。日本語も誰かが
訳していたりして、パッと読むのには役に立つ。今日はたまたま
Paul Grahamの「学生のためのベンチャー指南」というのを読んだ。

大学には共同創業者になりうる人がたくさんいる、とか、
身軽なうち(貧乏生活ができるうち、なるべく最初は安く始める)が
失う物がない、とか、無知(知っていた方が良いこともたくさんある)
などを指摘している。もちろん、自分でプログラムなり何かができて
アイデアをそれで実現しましょう、という感じで書かれている。

これはMITの講演をベースにしているもので、アメリカでは
以前からも言われているが、ベンチャー設立、というのも
一つの選択肢になりつつあるのかもしれない。


Paul Graham:学生のためのベンチャー指南

Paul Graham:A Student's Guide to Startups

Scienceの可視化

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Scienceを読んでいたら、Visualization Challenge 2006というのが
乗っていた。科学などに関する可視化やイラスト、CGなどのコンテストの
ようで、いかに絵にするか、というのが問われる。アメリカのNSFが主催
で開催しており、Photography、Illustration、Informational Graphics、
Interactive Media (screen shots)、Non-Interactive Media (screen shots)
の5つの部門に分かれて、審査されている。

Scienceには今年の結果が記事として載っていた[詳細な記事]。
NSFのページにも詳しく載っていた。なかなか見ていて面白いし、
参考になる。


改札口の床で発電

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改札口の床に振動から発電するシートをおいて、発電の試みが
行われているそうだ[Nikkei]。JR東日本が東京駅で試験的に始めた
そうで面白い。こういうたくさんの人が少しずつやって、力を出して
行く仕組みは面白いと思う。ネット上では、Wikipediaなど徐々にでて
きているが、実世界でそういう試みがでてくるのは良いな、と思う。

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