2006年8月アーカイブ

夏休み 子ども科学電話相談をラジオNHKでやっている。
なかなかいい番組で、好きだ。子供たちの素朴な科学への質問・
疑問を投げると、専門家の先生が、かみ砕いて、わかりやすく
答えてくれる、という番組である。矢島稔先生など、とても丁寧に
かつ適切に答えていて、良いなぁ、と感じる。

聞いていて、子供の発想はすばらしいな、と思う。いろんなこと、
疑問をすでに持たなくなってしまったことにも、疑問をもって
聞いてくるところが良い。しかも、賢い子だと、学習している様子が
ラジオの声からも伝わってくるし、科学への興味津々さが伝わって
きて、それもよい。

そして、先生が適切に、丁寧に答えていて、こういう話し方を
すると、わかりやすいな、と思うと、参考になる。

子供の発想、そして、それをのばしてあげるようなお話、
良いな、と感じている。今年は今日まで。また、来年、
夏休み 子ども科学電話相談を聞こう、と思っている。

新幹線500系引退

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東海道新幹線の500系が引退するそうだ[yomiuri news]。
銀色の丸みを帯びた形をしていて、山陽新幹線区間(姫路駅以西)での
営業最高速度は300km/hと世界最高の車両だった。ただ、乗り心地や
新しい車両の登場などで、引退になったそうだ。はじめから車両数も
少なかったらしい。

先日、祇園祭で京都に行った帰りは、わざわざ選んで500系に
乗ってみた。なくなる前に、とりあえず乗れて良かった。また今度、
500系を選んでみようと思う。

山手線の放送CD

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JR東日本山手線車内自動放送&駅ホーム自動放送完全オリジナル音源集
というのがあるらしい。よく聞くわけで、親しみがありそうだが、CDで販売と
なるとちょっとマニアックな感じだ。以前から、こういうのをラップ調で
歌うCDがあったり、京阪電鉄がCMで使っていた「出町柳から」は、
知っていたが、山手線もあるんだ、と実感。しかも、歌ではなく、
普通の生の音源とのこと。車内放送、駅ホーム放送、がはいって
いるそうだ。車内放送をずっととっておけば、時代の流れ(女性
専用車や携帯電話に対する注意など)がわかるかもしれない。
また、駅ホームの音も、高田馬場駅のように、独特にしてもらえたら
わかりやすいかも、と感じたりした。

JR東日本山手線車内&駅ホーム自動放送完全オリジナル音源集
 
JR東日本山手線車内&駅ホーム自動放送完全オリジナル音源集
効果音 三浦七緒子 クリステル・チアリ
テイチクエンタテインメント 2006-06-21

出町柳から
 
出町柳から
中之島ゆき
インディペンデントレーベル 2003-07-07

たらこのCM

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今日、近くの机で、変わった曲が聞こえてきた。「たらこ、たらこ♪」。
なんだろう、と思ったら、キューピーのたらこのCM。有名らしい。
キューピー あえるパスタソース たらこ のCMらしい。第3編まで
出ている。たらこキューピーがでてきていて、なんか変な感じながら
小学生のユニット(女の子2人)のキグルミとのこと。
そして、「たらこ・たらこ・たらこ たらこたっぷりBOX」なども販売
されているという。

「さかな、さかな、さかな~♪」というのが以前、あったが、
そういう感じで、販促の歌、というのは、どんどんでるなぁ、
という印象だ。それでも、記憶に残るから、効果はあると
実感。


1ヶ月で300万回ダウンロードされたという記事を見て、
早速見てみた。Honda(UK)のCM。これはなかなか面白い。
人の声で、車の音を再現していて、それが映像と重なりあって
なかなかいい感じを出している。HONDA CIVIC。このCMを
見ると、絶対Makingを見たくなる。そのMakingも載っており
見ることができるのだ。さらにPodcast対応とのこと。
なかなか手が込んでいて、いいプロモーションだと思った。

明日、明後日、ネット利用の安全と未来フォーラム2006 が
霞ヶ関の総務省で開催される。、『子ども霞が関見学デー』の
同時開催イベントとのことで、ケータイやインターネットなどに
ついて、体験イベントが開催される模様。

今日はその準備だった。久々に霞ヶ関にきて、総務省に
入ってみた。なかなかきれいだった。

明日、そのイベントの中で、「バーチャル・リアリティを体験しよう」、と
「しりとり・オリエンテーリング」を東京大学の研究室で開催する。
お時間のある方はどうぞ。

「バーチャル・リアリティを体験しよう」
バーチャル・リアリティとは、コンピュータによって現実の世界と
同じような体験を可能にする技術です。最先端の技術で再現
された古代マヤ文明のコパン遺跡に行き、マヤ文明の神秘に
ふれてみましょう。

「しりとり・オリエンテーリング」
携帯電話でしりとりしながら霞ヶ関を “親子で”
オリエンテーリングします。 歩きながら、周りのものをよ~く見て。
しりとりのタネを見つけたら、写真と場所 を携帯電話でメールして下さい。
あなただけの霞ヶ関マップの出来上がりです!

甲子園決勝!

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甲子園、決勝を、ワンセグでちらりと見た。とてもすばらしい試合。
両校ともに負けず劣らず、9回の表でも駒大苫小牧の2ランなど、
最後まで接戦。結局、4-3で、早稲田実業が勝った。初優勝。
斎藤投手は、4連続試合で、完封。最後まで投手戦で、すばらしい
試合を見せてくれた。西東京代表としても久々の優勝だと思う。

連投連投のすごいし、選手も応援も2日間、がんばっているな、
と感じる。是非、けがしないように、これで、体をこわさなければ、
と思ってしまう。今年の甲子園は、初出場校ががんばったり、
全国まばらに勝ち上がっていって、最後まで面白かった。
そして、決勝戦は歴史に残る接戦。気持ちの良い甲子園だった。

熱烈、甲子園!

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今日、甲子園の決勝を見た。斎藤投手(早実)と田中投手(駒大苫小牧)、
ともにとても良いピッチング。気合いで負けずに15回。結局1-1で再試合。
ともに少ないチャンスを生かせず、結局そのまま延長へ。そして15回まで
またチャンスを生かせず再試合。投手の負けずのすばらしい投球が
良かった。守りもきちんとしていて、両校ともに優勝をあげても良い感じの
試合だった。

斎藤投手も15回でも、147kmのピッチング。最後まで投げられるところが
すばらしい。田中投手も3回からのピッチング。両投手ともに、きちんと
ケアして明日に備えてほしい。

これまでの甲子園はホームランが多く、点をどんどん取る試合が
多かった。しかし、今回は投手戦。良い決勝だった。それにしても、
投手戦の良い甲子園を見た。明日も、ともに、がんばってもらいたい。

ずっと前に、友人から、おすすめ、として聞いていた本を先日読んだ。
黄色いベンツで、3年間116カ国を走破した冒険投資家の話である。
1998年末から2001年末までのミレニアムを挟んで、世界を旅し、
その中で、結婚や家族との関係についても記している本。しかも、
世界各国を旅行し、そこでの話をいろいろたくさん書いてあって、
読んでいて面白いな、と感じた。

この本も分厚いが、彼の体験は、書ききれないほどだろうと思う。
面白い話や、文章に起こせない体験などが、数え切れないほどある
のだろう、と想像した。読んでいて面白かった点は、各国を旅して、
その中の役人の対応や国境での対応、人々の働き方を見て、
この国は伸びそうだ、とか、この国は残念ながらまだ異変が起き
そう、などを投資家の目から判断していた点である。

ジム・ロジャーズ自体、投資をして財をなしてから、バイクで世界
旅行をし、そしてこの本で、2回目の世界旅行をしている。その
行動力やコミュニケーション能力などはすごいな、と感心して
しまう。また、粘り強く交渉したり、楽天的に生きたり、運良く
内戦が起きる前に国を通過したり、と彼の感覚によるところも
多いと感じた。

また、読んでいて面白いのは、名前しか知らなかった国のことが
出てきた点だ。行ってみたら楽しそうだと感じる国がいくつもあり、
機会があったら、回ってみたいと思う。アフリカなども見てみたいな、
と感じてしまった。旅にでるおもしろさを垣間見ることのできる本
だと思う。


冒険投資家 ジム・ロジャーズの世界大発見
 
冒険投資家 ジム・ロジャーズの世界大発見
ジム・ロジャーズ 林 康史 望月 衛

日本経済新聞社 2003-11-12

三浦展:下流社会

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「下流社会 新たな階層集団の出現」を読んだ。一億総中流と呼ばれた
高度成長時代から、21世紀になり、2極化が進んでいる、と言うことを
指摘している。全体的には、いろいろなアンケートを元に(ちょっとnが
少なくて、これは言えないんじゃないか、と思ったりした点もあったが)、
どういう人たちが生まれてきているのか、というのを階層というキーワード
でまとめて、「下流」と考えている人たちが増えてきた、ということを
指摘している。

所得のジニ係数(所得の再分配を表す係数で、0ならば平等、1に
近づくと、格差が大きくなる)
を見ると、日本は、0.5近くなっており、
徐々に格差が広がっている傾向がある。自らが、どのくらいに位置
するか、という意識調査によっても、「中の下」と「下」を合わせた
「下流」の意識の人が増えている、とのことだ。特に、「自分らしさ」を
求めて、「非正規雇用」「フリーター」が多いことも特徴のようで、
「上」にあがる人たちとの格差も増えている、とのこと。

この本で、指摘していた面白いことは、この「上」「中」「下」の
階層の比率が変化して、「中」が減っている仮定をした場合、
企業がもうけるためには、「上」向けの商品を出さないといけない
という点だ。新宿伊勢丹なども「上」向けにシフトしているそうで、
そうしないと、総売上高があがらないのでは、と検討している。

また、この格差が生じる社会になりつつある現象を読んでいて、
NHKスペシャルでやっていた「ワーキング・プア  ~働いても
働いても豊かになれない~」
を思い出した。ワーキング・プア層は
NHKによると、約400万世帯。これは相当大きな数字である。

これに対して、収入が少ない=貧困 というのは間違った考え
という指摘や、一定の努力と汗をかいたら、最小限度の
生活が保障されるというシステムをどう再構築するか、という
点が問題だ、
という指摘がある。

実際、どこまでが本当の現実なのか、よく知らないのだが、
社会システムとして、最低限までも保証できないシステムに
なりつつあるのかもしれない。2極化していく一方で、セーフティー
ネットの穴から抜け落ちてしまう部分もあるのかもしれない。
あと、もう一つ問題は、「下流」自体が悪いわけではないのでは、
と思う。階層が固定化されてしまって、変化が起きなくなる方が
問題かもしれない。教育が問題になってきており、良い教育が
受けられないと、そのまま、層の固定化が起きる可能性がある
からだ。

フリーターやニートなども話もあり、この社会変化については
考えていかないといけない点が数多く歩きがする。ニートになる
可能性は誰にでもあるわけだし、何が起こるかわからないわけで、
何かしら手段を考えていかないと、と感じる。ただ、知らないことが
多すぎるかな、と感じてしまった。


下流社会 新たな階層集団の出現
 下流社会 新たな階層集団の出現
三浦 展

光文社 2005-09-20
売り上げランキング : 1293

下條先生の東京大学教養学部における講義をまとめた本である。
人間の認知過程などについて、過去の様々な研究と、最近の研究の
流れなども紹介している。特に、自分の自覚にない知覚、閾下知覚と
前注意過程などの話の部分は面白かった。人間は自分のことをよく
わかっていると思っているものの、実際は自覚なしの知覚をしている
ことが数多くあり、どこまでわかっているか、というのが難しくなる。
灯台もと暗し、である。

先日、女性のほぼ6割がテレビCMをきっかけとした購入経験あり
(PDF)
というのを見た[GIGAZINE]。下條先生の本でもあったが、
自覚がない場合、「CMを見て買った」のか、「CMを見たことが影響
しているが、自分では認識していないため、ほかのことを理由づけて
(安いから、デザインが良いから、気に入ったから、など)買った」のか、
実はわからない。無自覚的に選択した者の、自覚では違う場所に
理由付けをしてしまう(誤帰属とも言うらしい)などがあり、無自覚的
過程と自覚的過程の関係が面白い。

「親近性効果」というのがあり、「単純呈示効果」とも呼ぶらしいが、
何度も繰り返し見せられたりするらしいが、その対象に対する
好感度、愛着性、選好性(Preference、選ぶ可能性)などが増大する、
という。「去る人、日々疎し」とも言うのかもしれないが、顔を見せて
いるだけ、というのも重要なのかもしれない。本でも指摘されていたが、
選挙などでは、政策ではなく、名前だけを連呼している。それでも、
効果が上がる、ということは、やはりこの「親近性効果」なのだろう。

この本を読んでいくと、実は、自分の考えの根拠が本当にあるのか、
というのがちょっと不安になってくる。単純に目にする機会が多く、
いつの間にか無自覚的により好みをしているのかも、しれない。
ただ、それにしても、人間の認知過程は面白いな、と感じた。

サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ
 
サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ
下條 信輔

中央公論社 1996-10

はじめての油絵

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景色が良いところで、初めて油絵に挑戦。油絵はやったことがなく
以前から興味を持っていたので、いいチャンスだと、描いてみた。
でも、全くの我流。本も読まず、やり方も聞かず、独自に描いてみて
絵の具をどんどんのっけて見た。

なかなかおもしろい。水彩画と違って、立体感があるように絵が
描ける。色を混ぜたりするのもなかなかおもしろい。油で薄く
したり、絵の具をそのままつけたりできて、描いていて楽しかった。
しかも、上からどんどん塗っていけるのだ。

まだまだ初めてなので、技術などは学べばうまくなるかな、と
期待しつつ、油絵がこんなにおもしろいんだ、と思ったりして
また描いてみようかな、という気になってきた。

mixi上場へ

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ついにMixiが上場するそうだ。会員数が500万人を超えて、
SNSの代表的サイトになっている。NetAgeのインキュベーションで
FindJobから始めて、だいぶ大きくなったな、と思う。次の展開が
興味深い。

サラリーマン体操

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NHKのサラリーマンNEOと言う番組のサラリーマン体操を見た。
なかなか受ける。

参考までに。
サラリーマン体操
サラリーマン体操2
サラリーマン体操3

ついでに、サラリーマン語講座も面白かった。


関係ないが、以前はやったスプーも面白かった。

中公新書の、「問題解決のための『社会技術』 分野を超えた知の協働」
という本を読んだ。社会技術研究という研究プログラムの成果をまとめた
本みたいで、社会技術を普及、理解してもらうための本のようだ

「社会技術」とは、社会問題を解決し、社会を円滑に運営するための技術
である。ここで技術とは広い意味での技術であり、科学技術システムだけ
でなく、法制度や経済制度、社会規範などすべての社会制度システムを
含有している。

はじめに、でかかれていたが、社会技術によって、複雑化している問題を
解決しようとする。たとえば、SARSの問題もそうだろうし、最近、起こっている
プールの排水溝に、ふたがきちんと設置されていない問題も、解決するべき
問題だ。畑村先生の提唱している「失敗学」なども、社会技術だろう。
エレベータの問題や、回転ドアの問題など、社会技術によって解決できる
可能性は高いのではないか、と感じた。

社会の問題を解決するのに重要なことは、読んでいて思ったのは、
他分野の人たちが協力し合うこと、そして、問題などを可視化して
わかりやすく見せ、対策を取ること、早めに予測・シミュレーションして
対策をとること、だろう。

複雑なことなので、問題を整理するのも難しいし、いざ社会に実装
(社会技術として出てきた解決策を、以下に実行するか)する際も、
みんなの倫理観や制度の運用など難しい面もある。しかし、対策を
取らねばならないし、これらの手法を蓄積して、様々な問題に対応
していかないといけないだろう、と感じる。

問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働

問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働
堀井 秀之

中央公論新社 2004-03

そろそろ自民党総裁選がある。5年もの小泉政権が終わるころで
あるが、この小泉政権を振り返ってみるのに、小泉純一郎という
首相は、どういうことを成し遂げて、どういう感じで振る舞ってきたのか、
を政治史的に見ている本だ。御厨先生は、オーラルヒストリーで
多くの政治家にインタビューなどをしてきており、話もおもしろい。
本も読んでみたいと思い、手に取った本だ。

小泉劇場と言われるが、テレビをうまく相手にし、短い言葉で
わかりやすく、テレビのフレーズになる感じで、選挙などを戦ったり
していた。マスコミ戦略。しかも、国民の人気を楯に、自民党の
旧来の方法をあまり守らずに、壊してきて、自民党の人たちの方が
とまどったりした。そして、ある意味、勘で、興味あることをやって、
すぐに言い切ったりして、乗り切ってきた。小選挙区制で、ちょっとの
差が大きな差となり大勝。これらの結果、小泉政権が長期政権と
なってきている。

読んでいて感じたのは、過去の自民党の政治家との比較とか、
流れが位置づけられているところがおもしろい。そして、最近の
出てくる政治家の名前は知った名前が多いのもおもしろい。
登場人物を知りつつ、読んでいる歴史小説みたいだ。ともすると、
やはり小泉劇場と言われるような劇を国民は見させられているのか、
と思ってしまったりする。

自民党は、55年体制のもとから、ほとんどずっと与党だった、
という指摘は、実際そうなのだが、考えてみると異常なことで、
ずっと与党の政党というのも変だ。野党も野党で、与党をやった
ことのない野党だったりするので、野党らしくない、という指摘も
あった。与党が与党らしくなく、野党もそれらしくない。

政治について、新聞などは読んでいるけれども、本をあまり
読んでいなかったので、今回、おもしろく読むことができた。
そして、同時代性のある本、というのもおもしろいと感じた。

ニヒリズムの宰相小泉純一郎論
ニヒリズムの宰相小泉純一郎論
御厨 貴

PHP研究所 2006-06

今日の夕焼け

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今日の夕焼けは、いつも以上に赤くて、変な感じだった。
オレンジの光が強く、赤かった。


オシムの言葉

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日本代表監督になった、イビッツァ・オシム氏の本を読んだ。
売れているのは知っていたが、なかなかおもしろかった。
半分、セルビアの話、と言う気もしたが、サッカーについての
考え方や、彼の監督歴などが書いてあり、読んでいて、
楽しい本だった。

6月のサッカーW杯を見ていて、思ったのは、日本のサッカーは
あまり走らない、ということだった。体力のせいなのか、強豪国は
90分間、走り回っていた。そして、ベスト8くらいから、PK戦に
なったりしていたが、これは120分間走り回らないといけないことを
意味していて、120分、全力で走り回れる力が必要だ、と、
テレビ観戦しているだけだが、個人的には感じた。個人的に
走るのが好きなので、泥臭く走り回ってもらうプレーを見るのも
好き、と言うのもある。

そういう走るサッカーが良いな、と思って、この本を読んだら、
オシム監督は本当に走るサッカーをやらせる、ということが
わかって、にわかに期待し始めてしまっている。ジェフの監督に
なってからの練習や試合での活躍を見ると、オシム監督の
手腕がすごいのではないか、と感じるようにかかれている。
日本代表も走るサッカーを実現してくれるかな、という期待を
抱かせてくれる感じだ。もちろん、そうそう簡単ではないと思うが
そういう風に思わせてくれる本だ。

そして、この本のもう一つの面が、オシム監督のこれまでの
経歴がかかれている点だ。しかもユーゴスラビアの崩壊、
サラエボの包囲、ボスニア、セルビアなどについてかかれて
おり、波瀾万丈の人生だったのを知った。政治的な環境の
変化に、自分をきっぱり持って、生きてきた人だな、と感じた。
サラエボを愛している人だな、とも思った。
そして、読んでいて、「ドキュメント 戦争広告代理店 
―情報操作とボスニア紛争」
を思い出してしまった。

選手のことをよく考え、ポジションをいろいろ体験させ、試合では
ボールを動かさせ、何でもできる選手を育てていく感じが本から
読み取れ、攻撃・守備、すぐに切り替え、11人全員でサッカーを
やっていく姿勢を持った監督なのかな、と読んで感じている。
ジェフの選手たちが成長していった姿も描かれていて、これからの
日本代表のオシム監督の姿を見ていくのに、考え方を知る
良い本だな、と感じた。

 
 オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
木村 元彦

集英社インターナショナル 2005-12

Hotwiredで連載していた白田秀彰氏の「インターネットの法と慣習」を
読んだ。少し前に読んで、感想を書き途中だったので、ちょっと思い
出しつつ、書く。

最初、インターネットの法 ということで、著作権とか、ネット上で
どのくらい情報を公開、あるいは、引用して良いのか、とか、
そういった問題点がどんどん出てきて議論されている本なのかと
タイトルから想像していた。しかし、意外と、法律入門書 という
感じになっており、法律がどうできていったか、や、法律の意味など
を書いてあった。

情報としておもしろかった点は、韓国が国民IDとネットワーク上での
ハンドルネームをつなげようとする試みがある、という点だ。韓国で
ネット上の掲示板などで、議論をする際、「実名による書き込みでこそ、
発言内容に責任を持つようになる」という考え方があるそうで、
選挙などの話では実名を出すらしい。この流れなどは参考にする
価値はあると思うし、匿名で行く世界と、実名で行く世界、というのが
両方棲み分けしていくような気がする。

また、この本を読んで思ったのは、「法」と「慣習(ルール)」というのを
分けて考えていて(もちろん違うんだけれども)、新鮮に感じた。
ネット上では法律というのは、明確にはなくて(リアル世界の法律が
適応されるのかな?)、「慣習」というのがよくある。そのあたりの
折り合いや、関係というのがおもしろそうに感じた。

まだまだ勉強不足でよくわからないことも多いのだが、ネット上での
声や意見などが政治や世論を左右するような大きさになりつつあって、
徐々に、ネット上での法律や慣習を考えていかないといけなく
なっているな、と感じる。もう少し、いろいろ読んでみようと思った。



インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門
白田 秀彰 著
ソフトバンク新書

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